概要
- 電卓でおこなうような簡単な計算をRでおこなう方法を紹介
- 式が成り立つか(論理演算)を求める方法も紹介
コードの動かし方
そもそもRを使ったことの無い方はどうやってコードを動かすのか、わからないかもしれません。そのため、そのような方向けにコードの動かし方を紹介しておきたいと思います。
四則演算
まずは四則演算からです。四足演算子はRでは以下のように表現します。
四則演算
- 足し算:「+」
- 引き算:「-」
- 掛け算:「*」
- 割り算:「/」
コードとしては以下のように記述すると計算できます。
# 足し算 1 + 1 # 引き算 2 - 1 # 掛け算 2 * 5 # 割り算 10 / 2
少し高度な計算
Rでは四則演算以外にも指数計算や剰余計算なども実行できます。これらの演算子は以下のように表現します。
指数や剰余
- 指数:「^」
- 剰余:「//」
コードとしては以下のようになります。
# 指数 3 ^ 2 # 剰余(割り算の余り) 5 // 2
式が成り立つか調べる
次は等式や不等式が成り立つかを調べる方法です。等式や不等式は以下のように表現します。
式が成り立つか(論理演算)
- イコール:「==」(等号は2つ続ける必要があります)
- 以上:「>=」
- 以下:「<=」
- より大きい:「<」
- より小さい:「>」
これらの等式や不等式の結果は「成り立つ」か「成り立たないか」のどちらかになります。成り立つ時は「TRUE」、成り立たなかったときは「FALSE」が結果として返ってきます。
コードの例は以下の通りです。
# 等しいか 10 == 10 # 文字列でも同様のことができます。 "A" == "A" "A" == "B" # 以上 10 >= 5 # 以下 5 <= 10 # より大きい 10 > 9 # より小さい 9 < 10